2011年4月5日火曜日

fgwa

日本人は「頑張る」という言葉が大好きだ。だから、政府も東電も末端は「頑張ってる」のだから…という声がちらほら出てくる。しかし、間違った方向に向かうぐらいなら、努力しないほうがいい。泥棒だってヤクザだって、「頑張って」いるのだ。


社会は厳しくて、それを我慢してこそ社会人、みたいな理不尽の連鎖は、ぼくらの世代で終わらせるべきだ。


日本の東北で震災があればフォードの北米自動車生産が止まる。このように世界中はすでに複雑なネットワークで密接につながっている。一部だけを切り離して考えることはもうできない。言い換えれば、我々の小さな努力でも国際社会に貢献ができるということだ。


日本人の規律、モラルは素晴らしいし、誇るべきだが。年金、若年層雇用などの理不尽極まる搾取に対して若者が声を上げないような大人しさとも表裏一体のメンタリティー。これからはこの点がいつも通りのデメリットに逆戻りして、今までの閉塞感に覆われた、等身大の身も蓋もない現実が待っている。


日本全土が汚染されて危険になるような場合に、海外に逃げて生き残るためには、カネ以前に精神的な要素がぜひ必要になる。大多数の同胞を見捨てて自分だけ逃げて生き幸せになるということを平然とこなして安楽をつかめるような精神性を具えていることが必要。多くの日本人はそこで挫折するだろう。


人のやる気を引き出すことができる人は、日本以外の国では最高に賞賛され、最も高い賃金が受けとれる仕事だそうです(ソースは忘れましたがアメリカの論文)。スゴイ能力があると言えると、私は思います。


アメリカで、アメリカの会社で働いていると、日本人と会うことはあまりない。僕はこうしてマイノリティでいるのが好きだ。同じような人と一緒にいると、学ぶものが減っていくから。その分、快適さはないのだけど。


昔の日本企業って、世界ではすごく特異な、“社員は家族だ”みたいな経営方針によって結果グローバルになった。世界とやり方を一緒にして、結果グローバルじゃないのが、今。やり方はどっちでも良くて、結果グローバルな方が良い。


なんかみんな、他人に対して厳しすぎる気がする今日この頃。世の中そんな視線に満ちあふれてるから、育児ノイローゼとかになるんじゃないかな~。人間みんな不完全なんだよ。それでいいんだよ。


労働は神聖視されるのに、金銭欲を蔑視し、口では蔑視するにも関わらず、不遇な者のために金を手放そうとはしない守銭奴は、嘘吐きの偽善家だ。でも、きっとそういう人は本当にたくさんにいると思う。悲しい。


人は何かで人並みよりちょっと優れていると自認するだけで傲慢になる。うんと優れていると自他ともに認めると謙虚になる。さらにさらに優れてしまうと、他人が自分をどう思おうとまったく気にしなくなる。多分、そういう人のことを天才というのだ。


日本、海外、どっちでも生きていける能力を身に付けさせ、そのうえで海外を選ぶか、あえて日本を選ぶか……それはもう本人の自由。今までは日本国内で高い学歴を身に付けることが幅広い選択肢を子供に与えることだと親は信じてきたが、その方法論が急激に変わってきてるのが今という時代なんだろう。


みんな普通に生きてりゃそりゃ寂しいし、しんどいよ。辛い時にSOSを出せる人がそばにいるか。しんどいと言える人がいるか。頑張らなくて良いよと言ってくれる人がいるか。ってマジで大事。


日本では、何事につけ、原因を「心」に求める傾向が強いんじゃないか? 「心の闇」探りも大好きなようだし。そして、あとは「意識を変える」か「心のケア」の話になる。構造や制度の話には滅多にならない。で、何も変わらない。


甘えと言われるもののほとんどは正当な権利の要求だと思う。でも、正当な要求され許されない環境だから、結局そいつらの甘えの基準に従って、強く生きるしかないんだよね。理不尽に従い、心を削って、生きるしかない。


英語を習得する最大のメリットは「いざとなったら海外いけばいいや」という覚悟があれば、もう日本社会の序列や権益や慣習の大半を無視して行動できる点だと思う。束縛なく行動できるっていうのは、それだけで有利。


1日を無感動無自覚に過ごすことは1日分の命を無駄に擦り減らすことである。1日を充実して過ごすと命は引き締まって豊かに息づき、次の日につないでくれる。たとえ生を終えたとしても豊かに息づき続けた命はあとの命に大きなものを残す。人は命をリレーして歴史を塗り替え、文化を向上させる。



































































































































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