「作業時間が長い方が"努力してる"ように見えて評価される」「手書きじゃないと心がこもってない」「早く帰る奴は協調性がない」的な文化の日本に「効率化して自分の時間を確保!」「どんどん機械に任せて楽しよう」みたいなライフハック手法だけ持ち込んでも、そりゃ噛み合わず上手くいかないよなー
イジメを経験した人は、精神的に強くなって帰ってくるか、卑屈になって手遅れになるかどちらかだと思うんだ。別に甘えとかじゃなくて、卑屈になったりしないと、心が壊れるから仕方がなく変な価値観になるんだよ。甘えとか言ってる奴は一度ソイツと同じ苦しみを味わってみれば良い。 と言ってみる。
自己責任と言われ、社会から見捨てられた人の人生を想像し、自己責任と言うなら「高い授業料を支払えず大学を諦め、母の看病のために就活を出来ず既卒になり、仕事が無くフリーターになり、母の入院費を払えず見殺しにし、深夜工場で働き家庭ももてず、孤独死を迎えても自己責任」くらい言って欲しい。
馬鹿の一つ覚えみたく騒がれているけど、内向き思考なのは若者じゃなくて彼らの家計。親に気を遣って浪人も大学も留学も就職先も我慢するなんて、むしろ親思い過ぎて涙が出るっつーの。
キツすぎる労働中心主義や企業中心社会がひきこもりを生み出すのだ。労働しか価値を認めない社会がそれ以外のゆるい生き方を許さないのだ。地域社会が無縁社会となったように、企業の外に草の生える空間がなくなった。企業のこんな締め付けの厳しさを許す社会をだれがつくったのか。
私みたいな心の弱い人は、堕落や不善という甘い誘惑に簡単落とされちゃうから、そうならぬよう色々な勉強をして、色々と頭を使って、心の弱さを知恵や知識で補っているんです。意思や心が弱いという自覚がある人には、知恵と知識をお使いになることをお勧めします。
日本の労働問題の大半は、日本人が仕事好きである限りほとんど変わらないというか、解決しないと思うよ。なぜ欧州で労働法規が厳しく守られているかと言えば、彼らが「労働嫌い」だから。嫌なものを無理矢理させる以上ルールはしっかりしてないとダメだけど、日本人は基本、好きなんだもん……
自分の成功は他人や環境のおかげで、他人の成功はその人が犠牲を払って得た尊敬すべき努力。
失敗を恐れず、自分が大事だと思ったことを信念をもってやる。こういう精神を持てということはもちろん大事だ。けれど、僕としては、そういう気持ちをできるだけ多くの人がもてるような社会や経済の仕組みをつくっていくことを、より重要視している。
日本の若者が、生意気で、やなやつで、凶暴で、怠けもので、仕事をすぐやめるような輩ばかりだったら、大人たちは若者にびくびくして気を遣うだろう。暴れられると困るから、仕事も用意するだろう。辞められてると困るから職場で大事に使うだろう。若者があまりにいい人なので大人が図に乗っている。
日本の若者は働かないから駄目だというのはだから大嘘である。日本の若者が駄目なところは、怠ける能力がないことだ。無為怠惰に耐えられない、そこが問題なのだ。アルバイトの安い給料で長友選手をやるから阿漕な経営者に足元をみられるのだ。だからブラック企業が跋扈するのだ。若者よ、怠惰たれ!
良くも悪くも特別な人間なんてそんなにいないよ。人を作るのは立場でありつまりは環境。俺に環境は自分で作るものだと教えてくれたのはUNIXだった。誰にも教えてもらえず環境はしょうがないものと諦めてる人はいっぱいいると思う。俺もそうだったし。
2011年4月5日火曜日
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